
埼玉県発達障害者支援センター「まほろば」について
埼玉県発達障害者支援センター「まほろば」(以下、当センター)は、「社会福祉法人けやきの郷」が埼玉県から
の委託を受けて行っている広域の相談機関です。
埼玉県内(さいたま市を除く)に在住及び在勤の概ね19歳以上の方であれば、診断の有無を問わずご利用いただけます。
尚、18歳以下のお子様に関するご相談は『埼玉県発達障害総合支援センター』を、
さいたま市内にお住まいの方は、『さいたま市発達障害者支援センター』をご利用ください。
ご相談はすべて無料です。 医療機関ではないため、発達障害の診断や診療等を行なうことはできません。
センターの支援・業務について
当センターでは、以下の支援(業務)を行なっております。
(1)相談支援
発達障害やその支援に関して、電話や面接、メール等によるご相談をお受けしております。
ご相談の内容に応じ、より適切な機関(医療、保健、療育、教育、福祉、労働)等の情報提供やご紹介も行ないます。
県内の発達障害(児)者支援に関わる支援者の方からのご相談もお受けしております。
◎主な相談内容◎
・発達障害の心配や疑いに関すること
相談者の主訴や状況等の整理や発達障害に関する理解の促進、診断受診の意味や(必要性等の)考え方に関する相談、医療機関について情報提供など行います
・就労準備やその支援に関すること
社会生活上の困難を抱える発達障害がある方を対象に、本人の状態や特性等を整理し、地域の就労支援機関(資源)を活用できるように応援を行います。
・地域生活や家庭生活に関すること
精神保健や福祉にかかわる地域資源の活用、家族に対する働きかけ、当事者活動などの情報提供、相談を行います
(2)研修および啓発
発達障害やその支援に関する研修会の開催や、広く一般市民の方へ向けた普及啓発活動等を行なっております。
支え合う社会の中で
[ timeline ]
2002年 (平成14年) 10月
埼玉県自閉症・発達障害支援センター」としてスタートしました。
(運営:社会福祉法人 けやきの郷)
2005年 (平成17年)
発達障害者支援法の施行にともない、
「埼玉県発達障害者支援センター」に名前が変わりました。
「まほろば」という名前に込めた想い
「まほろば」という言葉をご存知ですか?
これは、日本の古い書物「古事記」に出てくる言葉で、「素晴らしい場所」「とても良いところ」
といった意味があります。
[ message ]
私たちは、この「まほろば」という名前に、次のような強い想いを込めています
自閉症をはじめとする発達障害のある方への支援や理解の出発点でありたい。
発達障害のある方、そのご家族、そして社会のすべての人々が、「ここは住みやすいな」と感じられる社会を、皆さんと一緒に作っていきたい。
- 自分で自分を育てる
- 明日の自分を作る
- 人生に対する好奇心を持つ